皆さんは、ページが切り替わる際に、紙をめくるような効果が施されているページをみたことがありませんか?このようなページは、revealTransフィルタを利用することにより作成できます。今回は、METAタグを使ってrevealTransフィルタを適用させる方法を紹介してみましょう。
ページが表示される際に、revealTransフィルタによるトランジション効果を加える場合は、METAタグのhttp-equiv属性に「Page-Enter」を指定し、続いてcontent属性にrevealTransフィルタを指定します。
revealTransフィルタの記述方法は、「revealTrans(Duration=[効果の時間],Transition=[効果の種類])」となります。
[効果の時間]にはトランジション効果の時間を秒単位で、また[効果の種類]には、0〜23の値を指定してください。
<meta http-equiv="Page-Enter" content="revealTrans(Duration=3,Transition=20)">
同様に、他のページへ移動する際に、revealTransフィルタによるトランジション効果を加えることもできます。
この場合は、METAタグのhttp-equiv属性に「Page-Exit」とします(content属性の指定方法は、前述の“ページを表示する際に効果を加える”と同じです)。
なお、「Page-Enter」と「Page-Exit」の2つのMETAタグを記述しておけば、ページに入出する際にの両方に、別のトランジション効果を加えることができます。
<meta http-equiv="Page-Enter" content="revealTrans(Duration=3,Transition=20)">
<meta http-equiv="Page-Exit" content="revealTrans(Duration=3,Transition=10)">
「Transition=」として指定できる数値は、全部で24種類あります。
各数値に対応するトランジション効果は、以下のようになっています。いろいろと試してみてください。
数値
効果
0
ボックス イン
1
ボックス アウト
2
サークル イン
3
サークル アウト
4
上へワイプ
5
下へワイプ
6
右へワイプ
7
左へワイプ
8
縦にブラインド
9
横にブラインド
10
横にチェッカー
11
下にチェッカー
12
ランダム ディゾルブ
13
左右から結合
14
左右に分割
15
上下から結合
16
上下に分割
17
左下へストリップ
18
左上へストリップ
19
右下へストリップ
20
右上へストリップ
21
水平ランダム バー
22
垂直ランダム バー
23
ランダム
※IEのみで動作します。